奈良県域水道一体化とは?
7/21に行われた第1回法定協議会において、山下知事が大きく方針転換を発表しました。主なポイントはこの3つ。 ①水道料金の統一にこだわらない ②料金試算をやり直す ③2025/4月スタートにこだわらない 県域水道一体化とはどんな計画だったのか? さまざまな広…
2023年5月8日、山下知事は就任会見で「令和5年度奈良県予算の執行について」との文書を発表。 「令和5年度予算の執行の一旦停止」21項目のリスト(第1)を発表しました。 水道広域化は予算執行の一旦停止のリストには入っていないものの、リストは第1~第5ま…
2月1日、基本協定の調印式が行われました。(2月中の締結とされていましたが、まさか1日とは…) 奈良の声によると、法定協議会の規約案が出され、了承されたとのこと。 voiceofnara.jp これが、各市町村の3月議会にて、法定協議会の設置を承認するかどうかの…
県域水道一体化に参加すると「5年に一度水道料金があがります」。 5年に一度も水道料金を上げる自治体など、そうそうありません。それなのに、参加したほうが「将来の水道料金上昇を抑制できる」のは本当でしょうか? 生駒市 一体化説明会資料より https://w…
やりました! 奈良県広域水道企業団基本計画(案) に ○統合の形態は事業統合とし、事業の運営は企業団が主体的に公営企業として実施するものであり、コンセッション事業への移行や民営化は行わない。 と明記されました! これまで浜松市や大阪市の水道民営…
奈良市が県域水道一体化に参加するかどうかは、3割を奈良市が占めることもあり大きな問題のはず…ですが、奈良県は「奈良市が参加が難しい」というのに、奈良市不在のまま第5回論点検討部会を開催。(以前も、コロナ対策会議とかぶるから参加できないというの…
奈良県の水道広域化=「県域水道一体化」は、突き抜けた広域化。 ステップも踏まず「経営」も「事業」も、一気に「一体化(統合)」。 奈良県内の浄水場も、一気に「廃止」を決定。 大阪広域水道企業団が長年目標に掲げつつも、目標年度すら定まっていない「…
「基本計画」も「基本協定」も示されない中、「奈良県域水道一体化」は進められています。 奈良県が出す数字が本当なのか? 2022年4月に奈良県が「新シミュレーション」を発表しましたが、 「算出根拠データ」の提出すらない状況です。 (そのため、奈良市は…
今、日本中で「都道府県単位」の「広域化」が始まっています。 過大な施設を統廃合し、ダウンサイジングを図るのは必須です。 しかし「どういうやり方」で進めるのか?が、重要です。 奈良県の広域化の計画は「県域水道一体化」。 ため池や井戸水などの「市…