2021年市長選。
対立候補が一体化賛成、上田市長は反対と選挙公報にバッチリ掲載。(ピンクマーカー部分)
「水道事業資産の82億円”市民の財産”を守る!」
多くの市町村が多額の負債を抱える状況での県域水道一体化への参加は見送り。引き続き健全な事業運営で、これまでコツコツ積み上げた資産をしっかりと守ります。
…でかでかと選挙公報に、公約として掲げたにもかかわらず、突然参加表明を匂わせた上田市長。
ずっと反対姿勢をとってきたはず‥だったのに、突如、12/12にこんな広報がなされます。
「一体化に参加したときのメリットである老朽化が進む水道管改修のさらなる促進、将来における水道料金の抑制も可能となることから、市民の財産を守るという観点からも大きなメリットがあると判断しています。」
県域水道一体化について(その2)/大和郡山市 より
昭和浄水場更新のために積み立てた市民の資産28億円含め、県域水道一体化に参加すれば全資産が企業団に引き継がれることを理由に、市の予算に積み立てしたのが2020年6月。
「資金が豊富で借入金がほとんどなく」
「水道菅等も他市町村に比べ、特に老朽化しているわけではない」
とし、一体化の覚書の締結を見送り、協議会等もオブザーバーの立場を続けてきました。
状況、変わってますか?
公約の「多くの市町村が多額の負債を抱える状況」も状況は同じです。
「老朽化が進む水道管改修のさらなる促進」と言いますが、2021年市広報で「さほど老朽化していない」と説明しています。
「将来における水道料金の抑制も可能となることから、市民の財産を守るという観点からも大きなメリットがあると判断」
これも奈良市離脱により、条件は悪くなっています。
「一体化に参加しない」と言って市長に当選し、「入らない」と説明し続け、市民が安心していたのに、突然の態度豹変。
まさに郡山市民にとって「聞いてない」「想定外」すぎる状態です。
上田市長、一体化への参加は、明らかな公約違反であり、市民への裏切りではないですか?