2025年の統合と同時にいきなり、
奈良県の水道事業を一つにし、料金統一される、奈良県域水道一体化。
現在の奈良県内の水道料金は、2倍ほどの格差があります。
それをいきなり料金統一するため、「得をする自治体」と「損をする自治体」が出てきます。
一体化後の統一料金よりも、安い水道料金で設定していたのが、葛城市と大淀町。
当面は料金統一しないと奈良県は言いますが、将来的には統一されます。
一体化すれば、料金を決めるのは企業団に変わります。
水道料金だけでなく水源地をどうするのかも、今後、葛城市では決められなくなります。
「市民に説明責任を果たし、市民の意見を聴取する」
よう求めた市民団体「葛城市の水道を守る会」の請願を全会一致で採択。
さらに44区ある葛城市の区長会が「県域水道一体化への不参加」を要請。
これらの訴えを、葛城市長・葛城市議会はどう対応するでしょうか。
大注目です。