「基本計画」も「基本協定」も示されない中、「奈良県域水道一体化」は進められています。
奈良県が出す数字が本当なのか?
2022年4月に奈良県が「新シミュレーション」を発表しましたが、
「算出根拠データ」の提出すらない状況です。
(そのため、奈良市は今、検証を行っています。根拠の数字も出さず信頼せよ、というのでは、うまく行くものもうまく行かないのでは…?)
https://h2o.nara.nara.jp/file_library/582155659.pdf
当初、2026年統合から10年以内としていた事業統合(料金統一)も
2026年の統合当初からと変わり、
2025年に統合へとどんどん前倒し、変わっています。
奈良市からの3つの課題も「県からの具体的な回答はない※」ままです。
・全ての市町村が一体化のメリットを受ける
・上下水道一体運営を継続
・下水道事業に対する県負担の拡充
※(懇談会第1回での奈良市の回答)
2017年10月の水道サミット以降、検討会を立ち上げ
2019年「新県域水道ビジョン」を策定
2021年1月 「水道事業等の統合に関する覚書」締結
奈良県、県内市町村(大和郡山市を除く)、奈良広域水質検査センター組合が参加
今後は、
2022年11月第3回協議会には、基本計画案・基本協定案が出され、
2023年2月に「基本協定」を締結すれば、議論の場は市町村議会から「法定協議会
」へ移行します。
そうなると、実質的に止めることは困難となります。
11月の第3回協議会で、
市町村の首長が「参加しない」と表明せねば間に合いません。
https://h2o.nara.nara.jp/file_library/376074883.pdf
私たちは奈良市を中心に活動しますが、ぜひ、奈良県内でも広げていただければと思います。
奈良市の方はぜひ、署名集めにご協力のほどよろしくお願いいたします。